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2009年11月 4日 (水)

永遠の輝き

悲しい。

映画を観終わって,こんなに悲しい気持ちになったことがあっただろうか。
いや,ない。

『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』

その中で輝いていた彼は,もう,いない。

彼の訃報を聞いたとき以上の大きな喪失感をいま感じている。

今年7月にイギリスで行われるはずだったコンサートのリハーサルの様子を綴ったこの映画。

ダンサー,シンガー,プレイヤー,ディレクター,スタッフ・・・このコンサートに関わる全ての人達が,マイケルと共にステージを作り上げて行くことに喜び,誇り,幸せを感じていることがひしひしと伝わって来る。

それはオープニングでのステージダンサーたちのインタビューを見ただけで解る。

そして,そこにいる彼も,また。

近年は数々のゴシップが取りざたされ彼の奇異な行動ばかりが目立っていたが,「King of Pop」として,彼は完全に復活していた。
それも,今まで以上の輝きを取り戻して。

そう,長いこと本格的なコンサートから離れ,50歳を迎えた彼ではあるが,そこにはひとかけらの衰えもない。

歌い,踊るだけではなく,音楽や動きに細かい拘りを見せ,指示を出す彼。
厳しいオーディションを勝ち抜いてその役を手に入れたダンサー,ミュージシャン。
ステージに組まれた大掛かりなセット,その後ろに流れる映像。

それら全てに,超一流のエンターテイメントと言うものは,まさにこういう人・物・事の集大成のことを言うのだと頷いてしまった。

彼は,子供たちを愛し,人を愛し,動物を愛し,そのものたちが暮らす地球を愛していた。
その地球の環境を守ろうという想いにも胸を打たれた。

その彼は,もう,いない。

完成したコンサートを観たかった。
もちろん,彼が生きていたとしてもライヴでは叶わなかったことだけれど,せめて映像ででも観てみたかった。
コンサートが行われていれば,この映画の映像はメイキングとして扱われたのだろう。
副であったはずのこの映像が,主となって世界中で公開されていることが残念でならない。
いや,それは残念などという言葉では言い尽くせない想いだ。

もう二度と彼の姿を見ることはできない。
それは,本当に悲しい。

でも,最も輝いている彼を最後に見られたことは幸せなことだ。
この映画を観て改めて彼の偉大さを知った。

と同時に,彼は愛すべき人物であることも。

We Love MJ.

その愛は
その輝きは
永久に消えることはない。

DAZZLEの達也くんがブログにこの映画のことを書いています。
私が書いたものより映画について伝わるだろうから読んでみてください。
そして,達也くんの想いも感じてください。
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